こんにちは、ふうま さんぺいです。

先日、妻の母が84歳で亡くなりました。

20年間一人暮らしでした。

彼女は、6年前に重症筋無力症を患い、一時は寝たきりになる可能性があったのですが、何とか乗り切り一人暮らしを継続したものの昨年5月に胃がんを発症し余命宣告されました。

高齢で手術も出来ず抗がん剤治療も中止して、在宅医療を選択しました。

自宅にて最期を迎える決意をした通り、それから約1年後に自分のベットで電話を握り締めたまま亡くなっていました。

彼女は、クリスチャンとして立派な信仰を貫いた人でしたが、1人にも関わらず3DKの賃貸住宅に住み、料理が大好きで、趣味もお友達も多い社交家でした。
なので、とにかくたくさんの洋服や帽子、鞄、趣味の道具、羽毛布団が残されました。

しかし、子供たちにとっては、この残された物の処分に大変な労力を必要としたのです。

賃貸住宅なので期日までに明け渡しを完了せねばならないので、娘2人は県外在住でも関係なく、後片付けの為に必死に遠い道のりを通わなければなりませんでした。

義母のアパートまでは、バスで片道2時間、最寄り駅から車で更に20分かかります。

冒頭でも申しましたが、義母は、趣味もお友達も多く、更には、料理好き、衣装持ち、帽子や鞄が大好きでした。

 

 

洋服の中には高級なオーダーメードのスーツがあるものの、型が古臭くて、着て歩くには、かなりの勇気が必要です。
もし仕立て直すのだったら、そのお費用で新品の良い服が買えそうです。

結局は何着も高級な洋服を所有していても、晩年になると本人が着ることもなく、子供達が着ることもなく、殆ど捨てられる事になるのです。

また、多数のバックや帽子も新しい持ち主は現れる事はなく捨てられる運命です。

でも、義母が愛用した物を簡単に捨てるにはあまりにも忍びないので、せめて誰かのお役にたてば良いと、ビニール袋パンパンにそれらを詰め込みリサイクルショップに持ち込みました。

ついた値段は329円です。

何万何十万円とかけて購入した物でもこんなもんです。値段がつくだけ、まだましかも知れません。

何万円もかけて買い揃えた服たちですが、持ち主がいなくなると、結局、捨てられるか売られるかです。

売られたとしても、もはやこの程度の価値しかないんです。

その他、趣味の道具や何点もの高級羽毛布団、ソファ、こたつ、食器棚、大
型冷蔵庫、テーブル、金庫、洗濯機等々数えるだけでも大変です。

とにかく妻の妹が大きい農家に嫁いでいるので、とりあえず使えそうな物は
持ち出してくれて納屋の片隅に保管しておくとのことです。

 

話しは変わりますが、10年前にも子供のいない妻の叔父が亡くなり、戸建ての平家にある遺品を整理しました。

これがまた大変な遺品整理作業でした。

義母よりも大きい家に住んでいましたのでその分、物も数倍多かったのです。

驚いたことに彼は初任給から退社するまでの何十年分もの給与袋や昭和30年代の雑誌を何百冊も保管してました。
一体何のためにこんな物を残しているんだろうと、妻と首を傾げました。
彼は、ありとあらゆるものを保管していました。
保管用にだけに裏庭に離れを建てていたぐらいです。

更にゴルフが好きだったので、スコアカードや優勝トロフィーがずらりリビングのマントルピースの上に誇らしく飾られており、ゴルフクラブセットも数セットありましたが、すべて粗大ゴミです。

例え本人にとっては、宝の山であっても残された者にとっては、ガラクタの山でしかないのです。
これは自分の事として胸に刻んでおかなければなりません。
そして、子供のために自分が生きてるうちに処分してあげるべきだなと強く感じました。

ただし、価値のある物は別です。残してくれたら嬉しいです。(笑)
人間てこんなもんです。

もちろん、大事な人から頂いた物をそう簡単に手放せない事は百も承知しておりますが、思い出は心の中にそっとしまっておき、この地上生活が終わると共に一緒に持っていくのがベストではないでしょうか。

私も還暦が過ぎて先が見えてきましたから、子どもたちには同じ苦労はかけたくないです。

また、物を減らす事は、自分が生きている間にも良い事がたくさんあります。

ミニマリストたけるさんも次のように仰ってます。

あと片付けや掃除がしやすい。
服に関する悩みがなくなった
好きなものに囲まれた生活ができる。
ストレスが減る。
やりたい事やるべきことが見つかった。
断る力がついた。
無駄遣いが減る。
部屋が広くなる。
時間ができるので、自分と向き合える時間ができる。
気持ちに余裕が出てくる。
お金を使わなくなったので、お金が貯まる。
全てが効率化する。
そして人生が豊かになった。

さあ、どうですか皆さん!

信じられますか?

物を減らすだけで、こんなにも良いことが起きるのなら、試してみる価値はありますよね。

皆が皆、物を買わなくなれば経済がダメになると言う人がいますが、そんなマクロ経済のことを心配するよりも、物を買い過ぎて自分がダメになるのを防止することの方が大事なのは言うまでもありません。

それに、まったく物を買わないと言うのではなくて、日用品は必需品として当然買うのであり、必要のないものを減らすと言うことだけなんです。

物だけではなくて、心の中のミニマリストもしましょう。

すべての重荷を捨てましょう。

気をつかうだけの人間関係には終止符を打ちましょう。

そのためには、まず「自分は自分、他人は他人」と思う事を決意し、人の言うことには左右されないようにしましょう。

決して他人と自分を比べない。

自分を見つめ直して、真に自分が望む人生を見つけ出しましょう。

見つける方法として、あなたがあと半年後に死ぬとしたら、死ぬまでに何をしたいのかを見つめましょう。
それが真にあなたがしたいことです。

半年後にこの地上から自分が消えるとしたら、気をつかうだけの付き合いや、有り余るほどの財宝や衣装、家、車等々は意味をなしませんね。
別の世には、それらのものは持っていけないですから。

私が別の世界に持っていけると信じている物は、「思い出」や「この世でどう生きたか」です。

最後にこの世界は、あまりにもしがらみや義理、恩と言うものにがんじがらめになって、真に自分が望む人生を生きていない人があまりにも多いですね。

あなたがもしも誰かの親ならば、決して自分の子供を所有物にしないで下さいね。
親としては、子供の道標としての役割で十分ではないでしょうか。
子供にあなたの夢を押し付けないで下さいね。

今からでも遅くないので、あなたがこの地上に生まれてきた理由や使命を見つけて下さいね。
そして、それを果たすために生きるのも良いのではないでしょうか。

最後にもう一度言いますが、あなたはあなたです。

他人と比べないで下さいね。

では、またお会いしましょう。