僕は福祉関係の仕事について約15年になります。
この仕事は人の死に関わることが多いのです。
今月は、担当している70代の高齢者がお2人お亡くなりになりました。



1人は飛び降り自殺、もう1人は自室で死んでいるのをヘルパーさんに発見されたのでした。

1人目の方は、長い間うつ病を患っており投薬治療もしていたのに自死されてとても残念です。
2人目の方は重大な持病がなかったのですが恐らく心不全か熱中症が原因だと思われます。
亡くなられて3日ほど経過していましたが、腐敗が始まる直前だったのでまだ良かったとのことです。



今は真夏、連日40度近くのうだるような暑さが続く大都会の中で電気代を気にしてクーラーを使わない人が少なくないのです。
私たちは死亡率100%ですが、ほとんどの人がもうすぐ死の順番が自分に回って来るなんて思いません。
しかし、電気代節約の陰に忍び寄るのは他でもなく死なのです。
都会の片隅で孤独死を迎える人は結構多いのです。



当たり前ですが、死は誰のもとにもやって来ます。
だけど死への準備をしている人は少ないのです。
僕も心の準備は出来ていません。



僕はどう言うわけか死に対しての興味と恐怖心が人一倍強い子供でした。
そのきっかけになったのが、小学5年生時の祖父の死です。



いつもニコニコして優しかった祖父の死がなかなか受け入れられなくて「死んだじいちゃんはどこに行ってしまったのだろう?そもそも死ぬってどう言うことなんだろう?」こんな思いに取り憑かれてしまったのです。



この答えが知りたくて友達に聞いたり、両親に聞いたり、先生に聞いても納得の行く答えをくれる人は誰一人いませんでした。
当時早朝座禅に行っていた近所のお寺の住職に聞いても結果は同じでした。
彼ほど死に関わる事が多い人でも死んだらどうなるかは明確に答えてくれなかったのです。



ただ当時の大人たちは、死ぬとはどういうことかの答えではなくて、善い行いをすれば天国に行くし、悪いことをすればエンマ様に裁かれて地獄に落ちるんだよと口を揃えて言うばかりでした。



これは致し方のないことですね。
死んだらどうなるかなんて誰も知りようがないし、大人たちも子供の時に僕と同じように言われてきたのですから。



僕の尊敬する方が教えてくれましたが、今の子どもさんたちには死に対して分かりやすい絵本がありますね。
それは、ヨシタケシンスケさんの「このあと どうしちゃおう」です。

だけど、だけど当時の僕は誰もその答えを知らないという事に心底がっかりしたし、ますます死への興味や恐怖心が増幅しました。
そして、くる日もくる日も「死」に取り憑かれてしまったです。
今なら何らかの病名が付くかもしれないですね。(笑)



そんな頃、僕は未だにはっきりと確信は持てないのですが、霊体験というものを初めてしたのです。
僕の祖父の事ではなく、その頃に亡くなった近所に住む幼馴染みの母親が彼女のお通夜の夜に僕の足もとに立ったのです。



夏だったのでタオルケットだけを掛けてベットで寝ていた僕は、突然強烈に誰かに押さえ付けられているような感覚に襲われ、手も足も動かせなくなったのです。

いわゆる金縛りです。
それでも無茶苦茶怖かったのですが、何とかうす目を開けてみると僕の足元に近所に住む幼馴染みのお母さんが室内は薄暗かったのですが、なぜかそこだけぼんやりと透けているような感じで、彼女がはっきりと白い着物姿で額には白い三角の布を着けてぼんやりと寂しそうに立っていたのが見えたのです。



そして僕と目が合い「たけし(幼馴染みの名まえ)を頼むわね〜」とかぼそい声で言うや否や、すっ〜と消えていなくなったのです。


しばらくすると金縛りが解けて、手足も動かせるようになりました。
時計を見ると午前3時過ぎでした。


彼女は一昨日に病気で亡くなり、昨夜のお通夜には僕も出席したばかりだったのです。


その後は怖くて一睡もできなくて、電気をつけたままドキドキ、ビクビクして朝まで過ごしました。



その日の葬儀の時には、ヒソヒソと彼女が現れたという噂が葬儀参列者の中で瞬く間に駆け巡っていました。
どうも彼女は僕のみならず他の人にも現れていたらしいのです。
幼子を残して旅立たなければならなかった母の強い想いでしょうか、何人かに子供ことをお願いしますと伝えたらしいのです。




僕はこの体験以降、どういう訳かあれほど「死」に対しての恐怖心が薄れたようになり、その後も死後の世界に興味は持ち続けてはいますが、「死んだらどうなるの」とはあまり言わなくなりました。



自分の中で腑に落ちたというか、当時は何か分からないけれども「魂」の存在を確信したような感覚というか、たとえ肉体は滅んでも自分というのは存在しているんだというような気持ちになり、少し安心したのを覚えています。



このように僕が体験したことと同じような体験をされた方は多いのではないでしょうか。

僕はこのブログを通して「生きがいづくり」を目指していますが、そのテーマの中に英会話だったり、経済的な自由を得ることだったり、また今回のような誰もに関係していても普段はあまり考えない「死」にもスポットを当てたいと思っておりますので、良かったら登録と良いねボタンを押してくださいね。
(これはYouTubeではないので登録も良いねボタンもございません(笑)) では、またお会いしましょう。

あなたは、今、突然死んでも後悔しない生き方をしていますか?