もう5〜6年前になるのかなぁ、背中にある大きなこぶの存在に気づいたのは。


触っても痛くないし、ぐにょぐにょ動くし、気にはなるけれど、病院に行くのも面倒臭いしでずっと放置しておいた。


かかりつけの内科医の先生にたまに診てもらうと「ただの脂肪腫の感じがするので、たぶん害はないけど、一度専門医に診てもらう方が良いかな」


こんな感じなので、別に焦る事はなかった。


瞬く間に時は過ぎていった。




そして、今年の夏、同僚が驚いた顔で「何やこれ!背中にでっかい物があるで!」


ポロシャツの上からも、はっきりと分かるほどに背中の一部分の肉が盛り上がっている。


やつはこの5年の間にどんどん成長して直径8センチの大きさにもなっていた。


僕自身は全然成長していないのに、奴はどんどん成長しているのだ。


気になったので、とにかく時間休をもらい職場の近くの皮膚科で診てもらう事にした。





ハンサムで有名な医院長曰く「直径5センチを超えると検査をしなければならない。血管とかが巻き付いていると大変な事になるので、大きな病院でMR I検査をしてきてください。」


因みに、このクリニックは非常に流行っている。


この医院長の顔が良いからなのか、はたまた雇っている女医さんがモデルばりのべっぴんさんだからなのか、もしくは看護士さんや医療事務のお姉さんが・・うーん、違うかな(ごめんなさい)


とにかく、すさまじく患者が多いので待ち時間が長い。





さてさて、別の日にお休みをもらい紹介してもらった大阪市内の大きい病院でMR I撮影をした。


正直、MR I撮影がこんなに大変だとは思わなかった。


音が大きいのでビクッとするし、同じ体制で50分、もう拷問レベルだった。


でもまあ、なんとか無事に撮り終える事が出来た。


料金は3割負担で7,850円


ちょっと懐が痛いけど、健康のためだから仕方ない。



それと、こめかみの辺りにあるイボをついでに取ってもらう事にした。


CO2レーザーを使って除去する。


メスを使っての除去に比べて、短時間かつ出血もなく、仕上がりがきれいとのこと。




当日は、診察室の寝台の上に座った状態で除去手術が始まった。


ジーという音がする。


チクチクと少し痛いなと思ったら、肉を焼く焦げ臭い匂いがしてきた。


15分程度で終了。


患部に絆創膏を貼り付けて終わり。


料金は3割負担で7,700円。


う〜ん、10日間で医療費が15,550円、かなり懐が痛い


でも、オジンくさいイボが綺麗さっぱりなくなり、気分は上々だ。
出費は痛いが、よしとする。





イボの次に本命の脂肪腫をすぐにに除去してもらいたかったが、予想外の事が起きる。


美容的な医療行為は保険の関係で続けては出来ないとのこと。


2ヶ月は開けないとダメらしい。(知らなかったぁ)

仕方なく2ヶ月後に予約をする。




ところで、この脂肪腫というもの


脂肪とはあるが、脂肪ではなく肉塊らしい。


脂肪だと注射で吸引出来るかもしれないけど、当然肉の塊だから吸引は無理なのである。


なので切開手術しかないとのこと。


それと直径が8センチもあるからMRIの検査が必要だったのだが、5センチ以下なら検査は必要なく、診察後に除去手術もあり得るとのこと。





今回の経験で知り得た事は、このような脂肪腫の除去は早め早めがベストであるということ。


そうするとMRIもしなくて良いし、手術時の麻酔の本数も減りリスクが少なくなる。


肉体的にも金銭的にも良い。


今度は、迷うことなく小さいうちに芽を摘むぞ、絶対に。





2ヶ月があっという間に過ぎ去った。


手術当日の朝、ドキドキする。


緊張は昨夜からマックス状態。


しかし、いざ始まると、もうまな板の鯉である。


先生を信頼するしかないのだ。


終わってみると、麻酔の注射が一番痛かったということが分かった。


手術は約90分で終了。目の前に肉の塊が見えた。



一応ホルマリン漬けで病理検査に出され検査するとのこと。


ドクター曰く「この色なら心配ないよ。悪性はもっと白っぽくなるよ。」


12針の傷口。


抜糸は2週間後、次の日からシャワーはOK。


「明日傷口を見せに来てください。」





とまあ、こんな感じでした。
料金は15,990円。


かなり懐が寂しくなったけど仕方ない(涙)
医療費って高いよね〜やっぱり。


おしまい。