「英会話 初心者ですが、すぐに上達する方法はありますか」と聞かれます。

答えは、YesでもありNoでもあります。

どっちやねん!

はい、関西方面からの突っ込みが聞こえました(笑)

「都市伝説」でお馴染みのフレーズ
「信じるか信じないかは、あなた次第です。」

英会話も全く同じです。
「すぐに上達するかしないかは、あなた次第です。」

ただし、
「あなた次第」と冷たく突き放すだけでは、きっとあなたは迷路にはまり、いつしか抜け出せなくなってしまいます。

このブログでは「早く上達するための方法」をお伝えできたら幸いです。

先ずは「自分の現在地」を知る事から始めましょう。
つまり自分の現在の「英会話力」「英語力」を知る事から始めなければなりません。

ところで、私たちは「英会話やろう」と決断するとまず本屋さんに行き英会話関連の本などを適当に購入するのではないでしょうか。

もちろんテキストは必要です。
自分の弱点を補ってくれるテキストを選ぶのがベストなのは言うまでもありません。

また、スマホのアプリを利用したり、オンライン英会話を始めたり、近くの英会話スクールに通う人もいると思います。
中には、意を決して会社を辞めて語学留学をする方もいらっしゃると思います。

どれもが英会話を習得する為の王道だと思います。

でも何よりも英会話をモノにする上で大事なのは「継続する為の工夫」をすることだと言っても過言ではありません。
結論を言うと「継続は成功する為のすべて」なのです。

もしもあなたが医学や法律、または何かの専門分野の世界で英語を必要とすれば、当然難しい専門用語を覚える必要がありますが、そうではなく海外旅行に行った時に地元の人と交流を持ちたいとか、日本で道に迷っている外国人を助けてあげたいとか、外国人の友達が欲しいという人にとっては、まず初めの第一歩として、幼児が母親から言葉を覚えるように簡単な英会話を声を出して「反復練習」するところから始めたら良いと思います。

「文法」「語彙」は中学生英語をもう一度見直すと良いと思います。
当時と違って新たな気付きを得られるかも知れません。

ご存知のように英語は日本語と違って「語順」が非常に大事な言語です。
語順が違えば通じ難くもなるし、誤解も与えるかもしれません。

この「5つの能力」のいずれかが欠けても人との意思伝達に支障が生じると思いますのでトータルにする必要はありますが、先ずは「英単語」を覚えなければ始まりません。

もちろん、一口に会話と言っても幼稚園児の会話と大学生の会話とでは雲泥の差です。
言うまでもなく①~⑤までのスキル次第で会話のレベルが決まります。

普通の人にとっては、昨日や今日始めた英会話がいきなり大学生レベルにはなれませんね。
たったの数日間で英会話が劇的に上達する方法はないと思うけど、仮に今のあなたのレベルが幼稚園児だとすれば、やり方によれば3ヶ月以内に中学生レベルまでなれるかも知れません。
あくまで貴方の努力の量に比例すると思いますが、例えばヒマラヤ山脈に登山するのにガイドなしなら、失敗する確率が高くなりますが、ガイド付きなら話しは別です。
もちろん、ガイドがいても100%成功するとは限りませんが、確率はかなり上昇します。

では、どうすればこの5つの能力を伸ばせるのか?
出来たら短期間で効率よく伸ばしたい。

あなたは英会話の上達方法を知りたいので、この記事に目を留めてくれたのだと思います。
恐らくあなたはこれまでに挫折をした事があるのではないでしょうか。
少しかじってはやめて、またかじってはやめての堂々巡りなんではないでしょうか。

人間は、自分で「進歩」が感じられないと中々続かないものなんです。
何度でも言いますが、初心者の英語学習は「継続」こそが一番大事なのです。
挫折したことのある人は特に「継続出来る勉強方法」を見つける事です。

教材選びは、あなたの実力よりも少し難しいモノを選びましょう。
難しすぎても簡単すぎてもダメです。

自分の実力を知る方法は、ネット上で診断テストが気軽に無料で受けられますので、是非お試しください。

そして、自分の現在地が分かれば、次に英会話力を素早く身に付ける為には、「会話に必要な能力」の中で自分の弱点を知り、そこを集中的に伸ばさなければなりません。

会話に必要な能力とは、

①相手の言っていることを「聞き取る」能力→**リスニング**
②聞き取った内容を理解する能力→**語彙力・文法知識**
③自分の言いたいことを英文にする能力→**語彙力・文法知識**
④相手に伝わるように話す能力→**スピーキング&発音**

以上の4つの能力をまんべんなく伸ばすほど、より高度な会話が出来る様になります。

リスニング
とにかくたくさんのネイティブの会話を聞いて、ネイティブのスピードや発音、言い回しに慣れましょう。

最近はアプリで気軽にネイティブの英会話が聞けるので5分でも10分でもとにかく毎日聞くべし。
ネイティブは1語1語をはっきりとは発音しません。単語と単語がつながり、あたかも別の単語のようになってしまいます。

ポイントは、細かいことは気にしないこと。
相手も伝えたい事は、強調していますから。
冠詞なんてほとんど聞き取れないです。
試験では重要かもしれないですが、会話では正直言ってどうでもいいです。

僕はTEDICTを活用してます。無料ですが、かなりの優れものです。
これは、ステージ上で色々な分野の方がスピーチしているアプリです。
字幕が付いてますが、初めて聴く時は字幕を見ないで、英会話に集中してください。
初心者の方には、かなりハードルが高いので初めから全部理解しようなどとは絶対に思わないでください。

②と③ 文法と語彙力
そして聞きとった内容を理解する為には、知ってる英単語が多ければ多いほど有利なのは言うまでもありません。
更に文法力がないと例え単語の意味が判ったとしても正しく理解できません。

英単語がなかなか覚えられないと言うそこのあなた、
英単語を辞書で調べてノートに書いてそれっきりにしてませんか?
それでは覚えられないのも当たり前です。

英単語を覚える方法は「反復練習」しかありません。

人間の脳は、食べ物とか危険な事とかの生死に関係するものを優先して覚えるそうです。生死に関係ない事は、あえて覚えないようにするらしいのです。
英単語を知らなくても日本にいると不自由しませんし、生活にも影響しませんよね。
だから脳は覚えようとしないのです。
ですので脳に分からすためには、何回も何回も反復練習して脳に「これは大事なんだ」と認識させなければなりません。

反復しかないのです。

とは言っても、ほとんどの人は情熱が長続きしないのです。
一時的にやる気になってもだんだんと薄れていきます。

それは何故か?

主な理由は2つあります。
1つ目は、毎日の独学は面白くないからです。
2つ目は、学校や仕事で忙しく帰宅時にはヘロヘロになり、もう勉強する気力が残ってないからです。

誰にとっても毎日毎日一定の時間を確保し続ける事は非常に難しいのです。
普通の人が毎日家庭教師に来てもらったり、英会話スクールに毎日通う事は経済的にも時間的にも非現実的です。

では、どうしたら楽しく効率的に毎日英会話に触れられのだろうか。

机の前に座って2時間3時間勉強するイメージは捨て去って下さい。

5分10分の隙間時間を上手に活用しましょう。
これだけでも毎日継続すれば、絶対に実力がついてきます。

スピーキング
次に、スピーキングの時間を作りましょう。
理想は誰かと毎日英会話する事ですが、出来たら週に1回、それが無理ならせめて月に2回は持つべきです。
もちろん基礎力がない時点だと「聴き取れない」「喋れない」ので、英会話カフェに参加してもポツンと疎外感を感じてしまうと思います。
そして2度とこんな場所に来るもんかと思ってしまいます。

僕がゴルフを始めた頃、ろくに練習もせずにコースに出たことがあって、ボールがちっとも前に進まず同伴競技者もイライラするし、後続の人からは球を打ち込まれて(すごい危険行為)早く進めよと威嚇されたりで、ちっとも楽しくありませんでした。

もう楽しくないのでゴルフをやめようかなと思いましたが、友人の激励もあって毎日の素振り、週の半分はドライビングレンジに通い、とにかく100球打ち込みました。
これを3ヶ月は続けると決め、そしてもう一度コースでプレーしてみて面白くなかったらゴルフを止めようと決心しました。

そして、3ヶ月後に改めてコースに出ました。

するとどうでしょう、前回の事が信じられないほど球がスイスイと前に進み友達と楽しく歓談しながらプレイが出来ました。もちろん、後続から球を打ち込まれることもありませんでした。
スコアも170から99になりました。
ゴルフをやられる方ならお分かりだと思いますが、100を切る事がどんなに嬉しいことか。
これで一気にゴルフ中毒になりました。

英会話もまったくこれと同じなのです。
相手の方が言ってる事が理解できて、こちらも思っている事を伝えられる。

人と言うのは、上達している事が実感できると「継続」できる生き物なのです。

上達の鍵は「実感」する事です。

実感するためにはどうしたら良いのだろうか。
最初のうちはコツコツと基礎体力をつける必要があります。
まずは基本動詞を覚えましょう。「get」「have」「take」「make」「give」等々。
これらの基本動詞からなる熟語を覚えるだけでもとグッと実力がついて、伝えたい事が出来るようになります。
ネイティブにしても日常会話で難しい単語ばかりを使ってませんから。

目安として「自己紹介」が出来る様になれば、デビュしてください。
もう一度言いますが、出来たら週に1度、少なくとも月に2度は英会話のアウトプットの機会を作りましょう。

とにかく生の人間と英会話をしてみましょう。
日本人同士でも全く問題ないです。

ただし、2020年7月現在は、新型コロナウイルスの影響で「英会話カフェ」はしておりませんので、今こそオンライン英会話に挑戦するのが良いですね。

とにかく行動を通じて「まだまだだなぁ」とか「我ながらなかなかやるじゃん」みたいな「経験」が得られます。
この経験が「動機」を呼び起こします。
「もっともっと頑張らなければならない」とか「ヒヤリングが弱いなぁ」とかの「気付き」を得られます。

何よりも脳に「刺激」を与える事が大事なのです。

ところで、「会話」とは何ぞやということを少し掘り下げて考えてみましょう。

人との「会話」って、自分の「思い」や「状況」を言葉で伝えることですよね。
でも「言葉で伝える」って、意外と難しいことと思いませんか。
日本人同士でも時々誤解を招く場合があります。
その原因はいろいろありますが、声が低音でボソボソ話す男性(英語も同じです)は分かりにくいですね。
とは言え、アナウンサー並みの発音が出来る人なんて少ないですけどね。

声の小さい人や訛りの強い人もそうなんですが、そもそも日本では物事を「はっきり」と言わない文化であり、何事も曖昧にする日本語は英語と違って最後まで辛抱強く聞かなければ結論が分からない為、どうしても誤解を与えてしまう言語なんですよね。

その点、英語はまず初めに「誰が」「何をする」と言う事を伝えるので、意外と誤解が少ないのかも知れません。
喧嘩は多くなるかもですが(笑)

冒頭にも言いましたが、自分が伝えたいことを正確に相手に理解してもらうために必要なスキルは、下記の5つです。
母国語であっても知らず知らずのうちにこの5つのスキルを使って会話をしています。

①語彙力があること
②文法の知識があること
③リスニングが出来ること
④スピーキングが出来ること
⑤会話しようという意志があること

「俺は国語の文法なんて知らないし、国語の試験はいつも30点以下だったよ。それでもちゃんと会話が出来てるから文法力なんて不要だろ。」なんて言う人がいますが、それは母国語だから知らず知らずに正しい文法を基に喋れているのです。

私たちは、生まれた時からお母さんの喋る言葉を聞いて育ち、3歳になる頃には、26,280時間も日本語を聞いていますし、おおよそ1歳ごろから④のスピーキングの練習が始まります。

3歳ごろには「これは何、どうして?」となんに対しても好奇心が強くなるので語彙力がつくし、別に文法を意識しなくとも親の話し方をそのまま真似をしているだけで、伝えられる言葉を喋れるようになるのです。

しかし、それは③リスニングと④スピーキングの事であり、「読み書き」に関しては母国語であっても①語彙と②文法を勉強しなければ身につかないのです。

母国語の場合はこうなんですが、外国語である英語は圧倒的に触れる時間が少なく、喋り方を自然に覚える事はないのです。

今は幼児教育に英会話を取り入れる学校もありますが、圧倒的に時間は少ないですが、私しの時代では中学生になって初めてアルファベットを習い始めたのですからお話しにならないです。

人間は、3歳にはもう言語習得能力が完成していると言われており、12歳からだと母国語の影響が強すぎてネイティブ並になるには遅過ぎます。

大人になってから始めると逆にもうネイティブ並になろうとは思わないので、それはそれで良いのです。日本語英語でも通じます。
でも、日本語読みの英語は通じませんよ。

日本の英語教育は「読み書き」と「難解な文法」に特化して勉強する「試験科目の中の英語」になってしまい「喋る英語」がなおざりにされてしまったのです。

昔は指導者である英語の先生ですら運悪く外国人に出くわしてしまうと、目を白黒させて口をパクパク、日本語式発音の英語なるものを喋っても通じず、しかも外国人の言う事もまったく聞き取れないと言う有様でした。

可哀想な英語の先生、彼らは僕たち以上に英会話の訓練をしていなかったのです。
お気の毒でした。

更に悪いことに当時の教育方法は、生徒の90%以上の潜在意識に「英語とは難しいもの」という間違った観念を植え付けてしまいました。
結果、英語アレルギーの日本人を大量生産してしまったのです。
僕もその中の1人でした。

今では日本のあらゆる場所で外国人を見かけるようになり、彼らと英語で喋る機会も確実に増えました。

2021年に東京オリンピックが開催されるかどうかはまだ微妙ですが、もしも開催されるようであれば期間中は世界中の人が日本を訪れます。
大阪万博も2025年に控えています。

比例して外国人と交流を持ちたいと思う日本人も増えて、再び英会話を始める方がたくさんいらっしゃいます。

しかし残念ながら、なかなか上達も継続も出来ないのです。

様々な理由があると思いますが、中でも日本人気質が邪魔しているように感じます。
それは「完璧」を求めるからです。
「完璧」が決して悪いことではありません、そればかりか日本人の成功の秘訣は「完璧」にあると思います。

しかし、語学にとっての完璧は時として弊害になります。
「間違ったら恥ずかしい」という気持ちが強すぎて喋れなくなるのです。

実際に英検2級や1級またはTOEICで900点台を持っている人でもスムーズに英会話が出来ない人もいます。

どうしてなのか?

「日本人気質の間違ったら恥ずかしい考え」と「英会話の練習が偏っている」からだと思います。

サッカーで言うとリフティングはプロ級なのに実際の試合ではボールキープが下手くそでボールコントロールが出来ないようなものです。
得点するためには「キープ力」も必要だし「正確なパス回し」も必要だし「キック力」も必要なのです。
更に的確な「状況判断」も必要になってきます。

何度でも言いますが、英会話で言うと
①語彙力
②文法力
③リスニング力
④スピーキング力
⑤会話の意志

がトータルで必要なのです。
どれか一つだけ突出してもダメなのです。

さて、いかがでしたでしょうか。
少しはお役に立てたでしょうか。

 

まとめ
では、最後に今回のおさらいをします。
先ずは、診断テストを受けて自分の実力を知る。
次に上記の①〜⑤の事を常に頭の中に入れておき、先ずは①の語彙をじっくり3ヶ月はすること。
その際に、机の前に座り勉強する方法は忘れて、アプリ等を利用して楽しく英単語や言い回しを覚えるようにする。
隙間時間に5分〜10分を何度か繰り返す。
文法は中学の教科書を見直すと良い。
自己紹介が出来るようになると、とりあえず実戦をしてみよう。
そして、自分の弱点を常に磨くよう努力する。
とにかく完璧にやろうとは思わず自分なりに楽しく工夫して継続させよう。