「アナザースカイ」は、日本テレビ系列で毎週金曜日に今田耕司さんが司会している番組。


コンセプトは、有名人の第2の故郷(主に外国)を紹介しながら、その人に関わった人達も出演して、当時のその有名人のことを語ってくれると言うもの。


因みに外国人に英語で “My another sky is〜”と言ってもなかなか伝わらないと思います。
文字通り、” My second home is〜” と言った方が良いですね。

今回は、ビルとビルの妻のアナザースカイをご紹介したいと思います。


皆様もご機会がありましたら、是非とも外国のお友達にあなたのアナザースカイを語ってくださいね。より親密になること請け合いです。

Bill’s another sky, part one



ビルのアナザースカイは、ずばりハワイのマウイ島です。


ここは、ビルが初めて訪れた海外です。
30数年前のことです。


マウイ島に行くきっかけとなったのは、当時付き合っていた彼女の妹さんが結婚してマウイ島に住んでいたので、クリスマス前からお正月明けまでの約3週間を妹さんの家で過ごさせて頂きました。
マウイ島のラハイナと言う町です。


東京成田空港からは、ホノルル便しかないので、先ずはホノルルで1泊して次の日にハワイアン航空でマウイ島に飛びました。


ホノルル観光では、ワイキキビーチと真珠湾攻撃の記念館に行きました。


ワイキキビーチは、大した感動はなく、こんなもんかとガッカリしましたね。


更に真珠湾の記念館には行くべきではなかったですね。
記念館の中に大学の講堂みたいに、中央に講義するステージがあって、それを180度ぐらいに取り囲む椅子がぐるっと何段もある会場がありました。


時間が来ると、白い軍服を着た人が出て来て、日本軍による真珠湾攻撃について説明し出しました。もちろん、全て英語です。


来場者は、白人の高齢者が30人ほどでした。
100%詳細までは、理解出来ませんでしたが、大体のことは理解出来ました。


彼の話しで印象的なことは「いかに日本人が卑怯であり、それに立ち向かった正義の味方アメリカ人」という構図で喋っていた事でした。


「リメンバーパールハーバー」がその後の彼らの合言葉になりました。


アメリカ人は、今も昔も正義の味方を演じるのが大好きです。アメリカ人は、いつだってそうです。


子供の時にテレビでしていた西部劇だって、アメリカ騎兵隊に歯向かう悪い悪いインディアンという構図でしたから。子供だったビルもインディアンはなんて悪い奴らなんだと本気で信じ込んでいました。


今から考えると、真実は全く逆さまですね。
白人達が勝手にネイティブインディアンの土地を侵略して、殺戮を繰り返していたのですから。
笑っちゃいますね。


さて、講義の途中で、突然、本日来場している方の中で日本人はいますか?と会場を見回すので、「はい、ここに居ます」と手を上げました。
ビルだけが日本人でした。
そして、彼は「このおぞましく、不意打ちをする卑怯な日本人による真珠湾攻撃をどう思いますか」と尋ねて来ました。
一斉に会場の白人達は思いっきり責める目でビルを見ました。


その軍人さんは、予め日本人らしき若者が来ていると知ってたんでしょうね。


ビルは、思い切ってこんな事を答えたことを覚えています。

It’s really awful!!
本当にひどいですね!
I mean why you never take 900 dead people out of the battle ship even now?
ひどいという意味は、何で未だに900人の亡くなった方の遺体をそのままにしているのかという事です。
沈没した戦艦アリゾナの中には、未だに900人の遺体が眠っているそうなんです。
ビルは、そちらの方に驚いて、上記のように言ってしまいました。
更に 、

I think we shouldn’t make a war whatever happened between two countries.
You explained now that Japanese killed 2403 American people such as dirty attacking in Pearl Harbor, but Do you know how many Japanese citizens (not soldiers) were killed by American ?
I told him that about 210000 people were killed by Atomic bomb both of Hiroshima and Nagasaki. And also more than 200 Japanese cities were bombed by B29, result about
300000 citizens were killed in all over Japan, most of them were old, women, children.
So What do you think which one is more sneak or which one is more cruel ?
僕は、国と国の間にいかなる事があろうとも戦争をすべきではないと思います。
あなたは今、この汚くて卑怯な奇襲攻撃で、2403人の方が日本人によって殺されたと説明しました。しかし、あなたは、広島と長崎に原爆を投下して合計約21万人の市民が(兵隊ではなく)殺されました。更には、日本の200の都市にB29による空襲で30万人の市民、その殆どは老人、女性、子供達が殺されました。
さあ、あなたはどちらの国がもっと卑怯で残酷だと言えますか?



その兵隊さんは、顔を真っ赤にして興奮し出し、会場がざわつき、嫌な雰囲気に包まれたので、すぐに会場を後にしました。30数年が経過した今でもはっきりとあの時の事は覚えております。

さてさて、だいぶ脱線しましたね。


マウイ島カパルア空港は、小さな空港ですので、飛行機から降りて徒歩で空港施設に入りました。
すると外に出た瞬間、ホノルルではあまり感じなかった、何とも甘い花の香りが一面に充満していました。


すぐに綺麗なお姉さんが生のレイを首にかけてくれました。そこからも良い匂いがしました。


その頃は雨季でしたので、より一層植物達が生き生きとしてたのでしょう。
天国ってこういうところの事なんだと思いました。今までの人生で感じたことのない経験です。


その瞬間に頭に閃光が走り、思った事は「マウイ島で死にたい」という事でした。

ラハイナは、古くは捕鯨船の寄港地でした。アメリカ人もかつては鯨を乱獲しまくり、鯨の油だけを取り、残りは全て捨てていました。日本人は、鯨の全てを無駄にする事はなく供養していますが・・・

ビルが訪れた時は、ラッセンの人気が高まって来た頃であり、商店街の一角には画廊がありました。
ホノルルとは違った小さなラハイナの街並みに一気に恋に落ちました。
ラハイナで購入した鯨をモチーフにしたマグカップは、その後20年以上使いましたが、鯨の尾の形をした取っ手が残念ながら壊れてしまいました。

何度もハワイを訪れていますが、いまだに同じようなマグカップには出会えないですね。
後は白身の魚料理 マヒマヒが美味しかったです。日本では、シイラと呼ばれている頭が黄色く丸まった魚です。

 

オアフ島とハワイ島は何度も訪れていますが、何故だがマウイ島はまだ一度も訪れていません。
そろそろ、来年あたり行こうかなと思っています。